宮若市議会 2020-09-17
令和2年第4回定例会(第5日) 本文 開催日:2020年09月17日
2020年09月17日:令和2年第4回
定例会(第5日) 本文 ▼最初の
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ヒット) 午前10時00分開議
◯議長(遠藤 嘉昭君) おはようございます。本日の
出席議員は17名で定足数に達しております。これより令和2年第4回
宮若市議会定例会を再開いたします。
それでは、会議を開きます。
本日の
議事日程はお手元に配付したとおりであります。よって、この
議事日程に従って本日の会議を進めてまいります。
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日程第1.
会議録署名議員の指名
◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第80条の規定により、10番、
和田議員、11番、
安永議員を指名いたします。
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日程第2.議案第34号・議案第35号
◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第2、議案第34号及び議案第35号、以上の2件を一括して議題といたします。
この2件に対し、
総務委員長の報告を求めます。
総務委員長。
◯総務常任委員長(
神谷喜久雄君)〔登壇〕
皆さん、おはようございます。ただ今、議題となりました議案第34号、議案第35号、以上2件につきまして、去る2日の日に
委員会を開催をし、
所管課同席の下、審査をいたしましたので、その審査の経過と結果を御報告を申し上げます。
まず、議案第34号ですが、これは、旧
宮田西中学校を
AI研究施設等として利活用することを目的に処分するため、議会の議決に付すべき契約及び
財産取得又は処分に関する条例第3条及び
地方自治法第96条第1項第6号の規定により議会の議決を求めるものです。
主な質疑といたしましては、
当該施設は
避難所となっているが、
防災協定は結ばれているのかとの問いに対し、
執行部からは、現在協議中であるとの回答がございました。
質疑を終了し、討論に入りました。
まず反対の立場で、急激な変化に住民の理解を得られていないのではないかとして反対の討論がありました。
これに対し、賛成の立場で、
企業誘致として市の発展のために期待しているとして、賛成の討論がありました。
討論を終結し、直ちに採決を行い、採決の結果、議案第34号は
賛成少数で否決すべきものと決しております。
次に、議案第35号ですが、これは旧
笠松小学校を
AI研究施設等として利用することを目的に処分するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条及び
地方自治法第96条第1項第6号の規定により議会の議決を求めるものです。
主な質疑といたしましては、建物はなぜ無償かとの問いに対し、
執行部からは、建物は老朽化しており、総合的に判断したとの回答がありました。
質疑を終了し、討論に入りました。
まず、反対の立場で、
計画調査など明確な説明を得られていないとして反対の討論がありました。
これに対し、賛成の立場で、
AI開発拠点に期待をしているとして賛成の討論がありました。
討論を終結し、直ちに採決を行い、採決の結果、議案第35号は
賛成少数で否決すべきものと決しております。
以上で、
総務委員会の報告を終わります。
議員各位の御理解、御決定をよろしくお願いをいたします。
◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の
委員長報告に対する質疑をお受けします。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 質疑なしと認めます。それでは、これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
まず、議案第34号に対する討論はございませんか。2番、
山元議員。
◯議員(2番 山元 秀一君) 反対の立場で討論します。
34号についてでありますが、
総務委員会の中でも審査したとおり、
トライアルによる
施設利用の計画がいまだ明確に示されておりません。
また、
契約書の中身についてでありますが、
契約書の中身によると、
トライアルホールディングスの会社の定款の中身であれば、どのような事業を行ってもいいというような中身になっており、計画の変更の
可能性が否定できないということが1点であります。
さらに、
スコーレ若宮について
トヨタ自動車九州から
トライアルに対し、
所有権の移転の契約が行われておりますが、この際10年──
宮若市からの
トヨタ九州に
所有権を移転した際の
契約書の中身にあります10年未満の第三者の移転については、市の承諾が必要という条項がついていたにもかかわらず、議会の議決に経ることもなく、市長の判断によって譲渡が認められております。
以上のことにより、本契約についても、同じように契約の中身にある10年以内の用途の変更について、容易に変更できる
可能性があると考えられるところから反対いたします。
◯議長(遠藤 嘉昭君)
賛成討論はありませんか。9番、
弓削田議員。
◯議員(9番 弓削田 敬君)
賛成討論をいたします。
本議案におきましては、当
常任委員会に付託され、審査を行った次第でございます。
執行部から詳細な説明をお聞きいたしましたが、旧
学校跡地は
避難所として指定されておりますし、
議案内容は売却ということで地元の同意は取られているのかなどの質疑をいたしました。売却先に協力をお願いすると回答は得ましたが、まだ私自身、不安が残っておりました。
その後、独自調査した結果、ある一定の理解はいたしましたが、将来の
宮若市発展のため、小生は本議案に賛成するに当たって、次のことを強く要望いたします。
売買契約にある内容での利活用以外の利用があった場合、内容に
行政執行部は期間内において
履行状況を確認し、
契約どおりにされているか監視すること。
避難所としての利活用できる公共物がなくなるので、
地元自治会の要望にできるだけ応え、有事のときに避難の
避難先について市民の不安を取り除くこと。以上のことを強く要望し、
賛成討論といたします。
以上です。
◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第34号に対する討論を終結いたします。
次に、議案第35号に対する討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第35号に対する討論を終結いたします。
これより順次採決いたします。
まず、議案第34号について
電子表決システムにより採決いたします。本件に対する
委員長報告は否決でございます。よって原案について採決いたします。原案のとおり決することに賛成の方は賛成の
ボタンを、反対の方は反対の
ボタンを押してください。
〔
電子表決により採決〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 押し間違えはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) なしと認めます。それでは、これをもって表決を終了いたします。
表決の結果を申し上げます。賛成12、反対3。棄権1か。(発言する者あり)よって、議案第34号は可決と決しました。
次に、議案第35号について
電子表決システムにより採決いたします。本件に対する
委員長報告は否決でございます。よって原案について採決いたします。原案のとおり決することに賛成の方は賛成の
ボタンを、反対の方は反対の
ボタンを押してください。
〔
電子表決により採決〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 押し間違えはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) なしと認めます。それでは、これをもって表決を終了いたします。
表決の結果を申し上げます。賛成12、反対3。よって、議案第35号は原案のとおり可決と決しました。
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日程第3.議案第33号
◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第3、議案第33号を議題といたします。
本件に対し、
教育民生委員長の報告を求めます。
教育民生委員長。
◯教育民生常任委員長(中島 健三君)〔登壇〕
皆さん、おはようございます。ただ今、議題となりました議案第33
号財産の取得について、去る9月2日に
委員会を開催をし、
所管課同席の下、審査をいたしましたので、その審査の経過と結果について報告いたします。
これは、国の
GIGAスクール構想における
児童生徒1人1台端末の整備に伴い、市内全
小中学校児童生徒の
学習用タブレットを購入するに当たり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
この改正の内容について詳細な説明を受けた後、質疑に入りました。
主な質疑として、
コロナ禍による
学級閉鎖になった場合、
タブレットを使用した
自宅学習は行えるようになるのかとの問いに対し、
執行部からは、当初は学校での使用が基本で、自宅に持ち帰ることは想定していなかった。しかし、
コロナ禍により再び学校に行けないとも考えられるため、自宅で
タブレットを使用することも想定していると回答を受けております。
また、
タブレットを使用した授業を行うことによって教員の負担が増えると考えられるが、問題はないかとの問いに対し、
執行部からは、
タブレットの使用については慣れるまでは教員も不安なところがあるため、対策として
ICT支援員に先生方のサポートをしてもらうよう計画している。また、
宮若市教育委員会に
GIGAスクール支援員も本年度配置しているため、現在の各学校の
取組状況を把握しながら進めている。
教育委員会としては、教員が無理なくできるよう計画的に進めていきたいと考えているとの回答を受けております。
質疑を終了し、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、議案第33号は
全会一致で可決すべきものと決しております。
以上で、
教育民生委員会の報告を終わります。
議員各位の御理解、御決定をよろしくお願いいたします。
◯議長(遠藤 嘉昭君) ただいまの
委員長報告に対する質疑をお受けします。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 質疑なしと認めます。それでは、これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。本件に対する討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第33号に対する討論を終結いたします。
これより採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決でございます。
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) よって、議案第33号は
委員長報告のとおり可決と決しました。
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日程第4.議案第36号・2年請願第4号
◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第4、議案第36号及び2年請願第4号、以上の2件を一括して議題といたします。
この2件に対し、
産業建設委員長の報告を求めます。
産業建設委員長。
◯産業建設常任委員長(川口 誠君)〔登壇〕 ただ今、議題となりました議案第36
号財産の処分について、2年請願第4号全企業へ「
永久劣後ローン」
融資制度の創設を求める決議を要望する
請願書、以上2件につきまして、去る2日から3日にかけて
委員会を開催し、
所管課同席の下、審査を行いましたので、その審査の過程と結果を御報告申し上げます。
まず、議案第36号ですが、
宮田ショッピングセンター跡地を
商業施設として利活用することを目的に処分をするに当たり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は
財産処分に関する条例第3条及び
地方自治法第96条第1項第6号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
主な質疑といたしまして、
財産処分2,000万の根拠はとの質疑に対し、平成26年12月議会で議決を頂いた
フードウエイの
処分価格と同額であり、
処分価格の
算出根拠は、宮田町が
土地開発公社の
先行買収を経由して取得した用地費から、処分の対象とならない保育園の
駐車場部分の面積を除外すると約2億500万となる。ここからテナントが入っていた時期、平成12年12月から平成25年9月までの貸
付け収入約9,000万、さらに市において
公共基準で算出した建物の
解体費用約8,400万を控除し、
フードウエイと交渉し、協議の結果2,000万で協議が調っている。今回、
トライアルから
リモートタウン宮若構想に対し、
宮田ショッピングセンター跡地の出店を御検討いただく機会を得て、当該地のこれまでの経緯や地域からの待望である
商業施設の立地等々を総合的に勘案し、前回同様2,000万をベースに協議を行い、調った額だとの回答がございました。
また、
契約書の中に土地及び
売買契約書第10条に規定されている
指定用途に供すべき時期について、3年以内となっているが、来年9月を
オープンを目指しているということに間違いはないのか。いま一度確認を取ってほしいとの意見が出され、この回答を得るため審査を翌日に持ち越しました。翌日審査を再開し、
執行部から改めて
トライアルのほうに確認を行ったところ、
予定どおり来年の秋に
オープンをしたいという返事を頂いているとの報告がございました。
その他意見として、この地区に商店ができることに対して非常に期待しているとの声が多く寄せられているや、これは一つの
企業誘致として考えるべきであって、いろいろ価格の問題があるが、一企業の進出を拒むことはないだろうという発言がございました。
審議を終了し、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議案第36号につきましては
全会一致で可決すべきものと決しております。
続きまして、2年請願第4号ですが、これは
新型コロナウイルス感染症の影響を受けている企業への
支援策として、
永久劣後ローン融資制度の創設を政府や国の
関係機関に要望する
意見書の提出を願う請願であります。
本件につきましては、参考人として招集した
請願者、福岡県
中小企業家同友会筑豊地区地区会長より請願の趣旨について説明を受けた後、質疑に入りました。
主な質疑といたしましては、国が第2次補正の中で設けた
劣後ローンの動向を見定めてから、
永久劣後ローンの創設という考えはなかったのかとの質疑に対し、国の分は特に従業員10名以下の地方で頑張っている
中小企業、
小規模事業者にとっては使えるような
融資制度ではないと考えているとの回答がございました。
委員から、国が第2次
補正予算で
劣後ローンを設けており、時期尚早ではないか。売上げがないところに高い金利を負担させて制度が維持できるのか。悪用される懸念もあるため、保全についてもっと考える必要があるのではないか。もう少し様子を見たほうがよいのではないかと思う。審査を継続してはどうか等の意見がございました。
これについて諮ったところ、
全員異議なく
継続審査として決定しております。
以上、
産業建設委員会の報告を終わります。
議員各位の御理解、御決定をよろしくお願いいたします。
◯議長(遠藤 嘉昭君) ただいまの
委員長報告に対する質疑をお受けします。質疑はございませんか。2番、
山元議員。
◯議員(2番 山元 秀一君) 36号についてですけれども、近年、住宅街における24時間営業の店舗について問題が叫ばれております。本件について業態についてどのように審査されましたか。
◯議長(遠藤 嘉昭君) 12番、
川口議員。
◯産業建設常任委員長(川口 誠君) 審査しておりません。
◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに質疑ございませんか。2番、
山元議員。
◯議員(2番 山元 秀一君) それでは、この
店舗誘致についてですけれども、
周辺住民の説明や店舗に対する
ニーズ調査などを行政が行ったかどうか、そういう点について審査が行われたかどうか、お聞かせください。
◯議長(遠藤 嘉昭君) 12番、
川口議員。
◯産業建設常任委員長(川口 誠君) ニーズにつきましては、ここにいる議員の皆様方は、必要だというふうに
皆さんは判断していると思っております。まして、
全員協議会の席で、
トライアル社に対して地元との調整を行っていただきたいと、はっきりその場でお答えをしております。
◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 質疑なしと認めます。それでは、これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
まず、議案第36号に対する討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第36号に対する討論を終結いたします。
次に、2年請願第4号に対する討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって2年請願第4号に対する討論を終結いたします。
これより順次採決いたします。
まず、議案第36号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決でございます。
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号は
委員長報告のとおり可決と決しました。
次に、2年請願第4号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は
継続審査でございます。
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、2年請願第4号は
委員長報告のとおり
継続審査と決しました。
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日程第5.認定第1号・認定第2号
◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第5、認定第1号及び認定第2号、以上の2件を一括して議題といたします。
この2件に対し、
決算審査特別委委員長の報告を求めます。
決算審査特別委員長。
◯決算審査特別委員長(
清水健太郎君)〔登壇〕 ただいま議題に上がりました認定第1
号令和元年宮若市一般会計及び各
特別会計の
歳入歳出決算認定について、認定第2
号令和元
年度宮若市水道事業会計決算認定について、以上の2件につきまして、9月8日に
決算審査特別委員会の
委員全員出席の下、審査をいたしましたので、その審査の経過と結果について報告いたします。
審査に際しましては、
議案書並びに
附属書類のほか、17項目の
事前資料を受領いたしまして審査に臨んでおります。また、
代表監査委員の出席をお願いいたしました。
審査では、まず
市長挨拶の後、認定第1号の6会計について、
会計管理者より
総括説明を受け、続いて
財政課長より
審査資料の説明及び
マネーブックを基に
一般会計の説明を受け、
一般会計に対する質疑に入りました。
この
一般会計の主な質疑といたしましては、税の
収納率や
不用額に関する質疑があり、そのほか、
地方消費税交付金について
収入額が
予算額に比べ大幅に増額となっているが、昨年10月の
消費増税の影響であるのかとの質疑があり、
執行部から、昨年10月から
消費増税となったが、制度上、
交付金に反映するのは今年の9月からの
交付分になる。増額の要因については、制度上の問題ではなく消費の動向に伴うものであると考えられるとの回答がありました。
また、
保育所費の
保育所委託料について、約2,008万円の
不用額が生じているが、その理由はとの質疑に対し、これは、
市立保育所に支払をしている委託料であり、定員や
入所申込みの実績等を基に
予算措置を行っていたが、
保育士不足などにより入所できなかった児童が発生しているために
不用額が生じているとの回答がありました。
続いて、
マネーブックを基に各
特別会計5会計の説明を各
所管課長より受け、
特別会計ごとに質疑を行いました。
特別会計の主な質疑といたしまして、
国民健康保険特別会計では、国保税の
収納率は少しずつ上がってきているが、今後の
収納対策についてどのように考えているのかとの質疑に対し、昨年末に債権管理条例を定め、その実務についてのマニュアルを現在定めている。その債権管理マニュアルに従い、これまで同様、適正な課税及び滞納処分を行い、
収納率の向上につながるよう努めたいとの回答がありました。
後期高齢者医療
特別会計では、保険料の軽減制度について均等割額の軽減率が減少しているが、その理由は。また現在の短期証及び資格証の人数はとの質疑に対し、均等割額の軽減率が減少しているのは、制度開始当初は激変緩和の観点から経過措置が取られていたが、徐々に解消されているため、短期証の交付は3月末で10名、資格証の交付は行っていないとの回答がありました。
このほかの
特別会計については、質疑なく、以上で認定第1号についての質疑を終了し、討論に入りました。
討論では、認定第1号については、3款で、相も変らぬ市民に理解を得られない決算がある。よって反対するとの討論がありました。
また、
賛成討論では、予算審査特別
委員会のとき、また予算の執行をするときにも慎重な審議をしている。本日の
決算審査特別委員会では適正に予算の執行が行われていたと思うので、賛成するとの討論があり、続いて反対討論として、国保会計の単年度の赤字が2,000万円であるにもかかわらず、加入者負担軽減のための国保税の引下げが行われていない。市独自の子どもの医療費制度から発生したペナルティーを
一般会計から繰入れを行うべきとして、反対するとありました。
討論を終結し、直ちに採決に入り、採決の結果、認定第1号は賛成多数で認定すべきものと決しております。
次に、認定第2号について審査を行いました。
まず、水道課長より説明を受け、質疑に入りましたが、質疑なく、続いて討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、
全員異議なく認定すべきものと決しております。
以上、
決算審査特別委員会の報告を終わります。
議員各位の御理解、御決定をよろしくお願いいたします。
◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の
委員長報告に対する質疑をお受けします。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 質疑なしと認めます。それでは、これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
まず、認定第1号に対する討論はございませんか。3番、藤嶋議員。反対討論からいいですか。
◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 認定1号、反対討論を行います。
市長が先頭に立って決断された子ども医療費の制度拡充、大いに評価をしておりますが、この制度によって課されているペナルティー分は、
一般会計からの繰入れがされるべきである。国保
特別会計は単年度黒字決算であるにもかかわらず、国保が高くて払えない。加入者負担軽減のために国保税の引下げが行われておりません。
以上のことから本議案に反対をいたします。
◯議長(遠藤 嘉昭君)
賛成討論ございませんか。7番、安河議員。
◯議員(7番 安河 英幸君) 認定第1
号令和元年度
宮若市一般会計歳入歳出決算に賛成の立場で討論いたします。
合併に伴う地方交付税の合併算定替えの期限が年々迫る中、限られた財源の中で
宮若市の発展のために適切な財政運営の基にまちづくりが進められたことは、大いに評価できると考えます。今後は、新型コロナ感染症の影響で税収等が落ち込むことが想定されますが、まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、人口減少、超高齢社会に対応した将来にわたって持続可能な地域社会の形成を目指していただきたく、その取組に期待して賛成いたします。
◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって認定第1号に対する討論を終結いたします。
次に、認定第2号に対する討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって認定第2号に対する討論を終結いたします。
これより順次採決いたします。
まず、認定第1号について
電子表決システムにより採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定でございます。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は賛成の
ボタンを、反対の方は反対の
ボタンを押してください。
〔
電子表決により採決〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 押し間違えはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) なしと認めます。それでは、これをもって表決を終了いたします。
表決の結果を申し上げます。賛成14人、反対2名。よって、認定第1号は
委員長報告のとおり認定と決しました。
次に、認定第2号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定でございます。
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、認定第2号は
委員長報告のとおり認定と決しました。
決算審査特別委員会委員の皆様方には、認定議案審査について大変御苦労をおかけしましたが、以上で任務が終了いたしましたので、これをもって解散いたします。
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日程第6.議員提出議案第9号
◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第6、議員提出議案9号を議題といたします。
提出者より提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。
◯議会運営委員長(茅野 勝君)〔登壇〕
皆さん、おはようございます。ただ今、議題となりました議員提出議案第9号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める
意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
今回の議案につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響により、地方財政は巨額の財政不足を生じ、厳しい状況に陥ることが予測されることから、国に対して地方財源の確保を求めるため、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出いたしたく提案するものでございます。
以上、簡単ではございますが、提案理由の説明に代えさせていただきます。
◯議長(遠藤 嘉昭君) これより質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 質疑なしと認めます。それでは、これをもって質疑を終結いたします。
本件につきましては、
委員会提出議案でありますので、
委員会付託を省略いたします。
これより討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。本件に対し、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第9号は原案のとおり可決と決しました。
────────────・────・────────────
日程第7.議員提出議案第10号
◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第7、議員提出議案10号を議題といたします。
提出者より提案理由の説明を求めます。
教育民生委員長。
◯教育民生常任委員長(中島 健三君)〔登壇〕 ただ今、議題となりました議員提出議案第10号教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担金制度拡充に係る
意見書につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
今回の議案については、教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1の復元を図るための2021年度政府予算に係る
意見書採択の要請についての請願が提出され、それを基に、去る2日、
委員会を開催し、紹介議員より請願の趣旨説明を受け、
委員会において審議を重ねた結果、全員賛成で採決すべきものと決しましたので、請願の趣旨に沿い、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出したく提案するものです。
以上の提案理由を申し上げましたが、この
意見書につましては、お手元に配付されておりますので、どうぞ御参照ください。
議員各位の御理解と御決定をよろしくお願い申し上げます。
◯議長(遠藤 嘉昭君) これより質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 質疑なしと認めます。それでは、これをもって質疑を終結いたします。
本件につきましては、
委員会提出議案でありますので、
委員会付託を省略いたします。
これより討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。本件に対し、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第10号は原案のとおり可決と決しました。
ただいま議員提出議案第10号が可決されたことに伴い、今回の
定例会で
教育民生委員会に付託しておりました2年請願第3号は、採択されたものとみなし、処理いたします。
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日程第8.議員提出議案第11号
◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第8、議員提出議案第11号を議題といたします。
提出者より提案理由の説明を求めます。柴田議員。
◯議員(5番 柴田裕美子君)〔登壇〕 議員提出議案第11号「リモートワークタウン宮若」構想の推進に係る決議案の提案理由を本文の朗読により説明とさせていただきます。
宮若市は、市制施行後14年がたち、第1次・第2次
宮若市総合計画に掲げる「ひと・みどり・産業が輝くふるさと宮若」の実現に向け邁進をしてきた。この間、リーマンショック、東日本大震災、多発する自然災害に加えて、今日の新型コロナウイルスの感染拡大など数々の困難に遭遇し、今、まさに
コロナ禍の真っただ中にある。
一方で、基幹産業である自動車産業は、数々の苦難を乗り越え、
トヨタ自動車九州株式会社は、19年期、過去最高の44万7,000台を生産し、東京商工リサーチの調査によると、1兆3,000億円という売上げも起業以来最高を記録した。
このような中、
トライアルグループからの提案のあった「リモートワークタウン宮若」構想は、自動車産業中心のモノづくりのまちから、多様な産業が集積されたまちへの変容への好機であり、一層の発展が期待されるところである。
構想の中には、AIの研究開発センターとして活用される旧吉川小学校、旧
宮田西中学校、先端技術とECを活用したアパレルショールミングに活用される旧
笠松小学校、さらには長年の懸案事項であったショッピングセンター跡地についても、24時間営業のスーパーマーケットを展開。また、
トヨタ自動車九州株式会社から購入された
スコーレ若宮には、本社機能の一部を移し、
トライアルグループのコントロールタワーとしての設置を計画されるなど、今回の構想の実現は、
宮若市にとって、あるいはコロナ後のまちづくりを進めるに当たって、地方創生の概念に合致し、移住・定住人口の拡大、雇用の創出など、まちの活性化につながる千載一遇のチャンスである。よって、
宮若市議会は、市民の理解を得ながらこの構想を推進するものである。
以上の理由からこの議案を提出いたします。
議員各位の御理解と御賛同をよろしくお願いいたします。
◯議長(遠藤 嘉昭君) これより質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 質疑なしと認めます。それでは、これをもって質疑を終結いたします。
本件につきましては、
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、
委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論はございませんか。2番、
山元議員。反対討論からお願いします。
◯議員(2番 山元 秀一君) 民間企業の進出、投資は非常にありがたいものであります。また末永く当進出企業、また市民にとってウィン・ウィンであることが非常に望ましいことであると思います。
この企業が進出することで、よりよいものとなるためには、明確な計画に基づく
契約書の作成、そして実行が必要だと私は考えます。よって、この決議には一考の必要があると考えるため、反対します。
◯議長(遠藤 嘉昭君)
賛成討論、ありましたら。10番、
和田議員。
◯議員(10番 和田 善久君) 10番、和田です。賛成の立場で討論いたします。
今、読み上げました提案理由の中に、もろもろ書かれておりましたとおり、今回、廃校跡地を活用したり、新事業や雇用の創出を図るため、高速ブロードバンドやスマートストア開発のための設備が整ったAI開発センターを整備することは、都市部に劣らない先端技術が増える機会を提供することであり、子供たちの先端技術の興味を芽生えさせるなど、また市外からの増加が見込まれます。
多方面の期待が膨らむことでもあり、また内閣地方創生推進事務局より、この
宮若市の計画は高い評価を受けております。
以上の理由により賛成といたします。
◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) それでは、これをもって討論を終結いたします。
これより
電子表決システムにより採決いたします。本件に対し、賛成の方は賛成の
ボタンを、反対の方は反対の
ボタンを押してください。
〔
電子表決により採決〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 押し間違えはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) なしと認めます。それでは、これをもって表決を終了いたします。
表決の結果を申し上げます。賛成13人、反対2人。よって、議員提出議案第11号は可決と決しました。
進めてまいります。
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日程第9.議員提出議案第12号
◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第9、議員提出議案12号を議題といたします。
ここで、
山元議員については、
地方自治法第117条の規定により、除斥の対象となりますので御退席をお願いします。傍聴者は静かにしてください。
〔2番 山元秀一君 退場〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 提出者より提案理由の説明を求めます。12番、
川口議員。
◯議員(12番 川口 誠君)〔登壇〕 提案理由の説明をさせていただきます。
提案理由を述べる前に一言申し上げます。6月の
定例会の折、申し上げましたが、私は今、山元秀一より福岡地方裁判所直方支部において損害賠償請求の訴訟を起こされており、現在係争中でございます。
私は、令和2年6月30日付で遠藤議長宛てに、本裁判が結審するまでの間、定例議会、
常任委員会をはじめ、特別
委員会等での裁判へ影響を及ぼすおそれのある発言、質疑、質問等は行わない旨の書面を提出しております。また、山元秀一に対しても、裁判を有利に進めるべき発言や質疑、質問等を行うよう指導していただくようにお願いをしております。
議会は言論の府であります。議員活動の基本は言論であり、言論を妨げる行為はあってはならないと考えております。また我々
宮若市議会は、市民から選ばれ、その代表者として議会の構成員となり、合議制の議事機関として市民の意思、市政の反映をさせるという役割と責任を負っており、市政の監視及び評価並びに立法機能を十分に発揮しながら、
宮若市の発展、福祉の向上に努めることが議会議員としての本分だと私は考えております。
また、本会議場、各
常任委員会等での発言については、疑義を生じさせるようなことはあってはならないと考えております。本日に至るまで、山元秀一が議員として活動、行動、発言等は、疑義を生じさせるような行為ばかりだと判断し、議員活動について調査に関する決議案を提出するに至りました。
令和2年3月議会並びに6月議会での
山元議員の一般質問の際、議員自身が様々な情報を収集し、それに基づき
執行部に対して質問等をなされております。その情報収集能力は議員としてすばらしいことであり、我々他の議員も手本にすべきところがあると感じたところでございます。
しかしながら、6月議会で
山元議員に対する辞職勧告決議案の賛成の討論の中で申し上げましたが、同僚議員より、
総務委員会での本庁舎の空調燃料に関する質問の際、辞退した業者に対して直接連絡をし、やり取りの録音があるとの発言があったと聞かされました。本来ならば議員に対して付与されていない調査権をもって情報を収集してはならないのではないかという疑惑が出てまいりました。
またさらに、東町1号線の随意契約に関する一般質問の際に、本会議場で提示された写真について、
山元議員自身が本当に撮影をしたかどうか、撮影日時等が疑わしい部分が散見されています。
また、これら質疑を
執行部と行っていく中で、必要以上に追及により、空調燃料契約あるいは東町1号線随意契約、これら契約の相手方である善良なる一般企業に対しても、攻撃的な態度を取られるような発言や行動を起こし、多大なる迷惑を企業に被らせていることは明らかでございます。
これら企業の経営者をはじめ従業員は、この
宮若市の市民でございます。彼らはまた選挙権を持ち、我々市会議員を選んできた経緯もございます。その市民に対し、一般質問という公の場での攻撃的な態度は断じてあってはならないと考えております。
7月22日に行われた吉川小
学校跡地利活用に関する説明会において、組合員でもない
山元議員は、質問を繰り返し、組合員をはじめ関係者に対して不快感を与える行為、まさしく地位を利用した行為を行っております。加えて同僚議員やその家族に対する高圧的な発言や威嚇、議会事務局職員をはじめ宮若職員に対しての威嚇行為、恫喝などと疑われる行為等、多くの苦情が私どもに伝わってきているのは事実であり、
常任委員会の席で特定の職員の批判を
執行部の説明も聞き入れず続けています。そのような状況の中、遠藤議長に対し、ある職員から相談があったとも聞いております。
また、今議会開催中に、本会議場、議会運営
委員会、
決算審査特別委員会において、議員として考えられないような発言を繰り返し、私を含めて発言を聞いた同僚は、皆、耳を疑っているところでございます。
9月11日、本会議終了後、行われた議会運営
委員会の場においても、私ども、花井事務局長に対し、大きな声で罵声を浴びせ、威嚇行為を行い、3月議会開催中においても花井局長に同様な行為を行っております。
こういったことから、今回の
山元議員の行動は、同じ
宮若市議会議員としてとても恥ずかしい気持ちでいっぱいでございます。これらのことが議員として不適切なものならば、市民の代表であり模範であるべき市会議員、さらには
宮若市議会を大きく辱める行為であります。これらの疑惑を明白にし、本市議会本来の姿、信頼を取り戻すためにも調査を行うための特別
委員会の設置を強く要望するものでございます。
議員各位の御理解、御決定をよろしくお願いいたします。
◯議長(遠藤 嘉昭君) これより質疑に入ります。質疑はございませんか。9番、
弓削田議員。
◯議員(9番 弓削田 敬君) 提案者にちょっとお尋ねいたしますけれども、今の提案理由の中で、地元企業等々に対しても暴言を
山元議員は発せられたというふうなこと。それから各
常任委員会、特別
委員会等々
宮若市議会の
委員会の中で、
山元議員は、職員が耳を疑う、同僚議員も耳を疑うほどの暴言が吐かれたというふうなことでございますが、この中で言われる範囲で結構ですので、具体的に何が、どういうことがあったんだということがあれば、お知らせいただきたい。
それから2点目、グーグル社が撮られた東町1号線、証拠写真ですと、私も聞きました。御本人は自分で撮られたということでございますが、グーグル社のネット上のこれどういうんでしょう。ストリートビューというんでしょうか。こういうもの等を見ているというふうなことですが、この辺について具体的にどういうことがあったのか、お知らせください。
以上です。
◯議長(遠藤 嘉昭君) 12番、
川口議員。
◯議員(12番 川口 誠君) 川口です。まず最初の彼の暴言というより、大きな声、耳を疑うような発言ですけど、この件につきましては、山元自身、監査事務局に対して、東町1号線並びにガスの空調に関する住民監査請求を行っております。
そういう立場であることを議長のほうが判断し、議会運営
委員会の席で、要は監査請求を行っているのだから
決算審査特別委員会に行くのは控えてはどうかというふうに指導がありました。その際、本人いわく、これは市民が出しているものだと。議会とは関係ないと。市民が出したものに対して私はなぜ決算審査に行っちゃいけないのかというふうな形で、議長のほうに言い返した経緯がございます。
その旨をその後の
産業建設委員会の議運の説明の折、私ども寳部議員のほうが、監査事務局に監査委員として出ております。その提出書類によれば、職業は
宮若市議会議員として書類を提出をしております。そういうふうに自分の立場を利用し、いいときは市民、いいときは市会議員と使い分けるのは、いささかどういうことかということで耳を疑うような発言があったということでございます。
続きまして、グーグル社の件でございますが、これは3月議会一般質問の中で、
山元議員のほうから危険な箇所の調査をしたと。場所は、沼口、芹田、長井鶴、羅漢橋、太蔵、本城、東町地区、通学路の危険な箇所の写真を撮ってあると、わざわざ出しませんけどねというふうな高圧的な態度で一般質問を行っております。
また、6月、同じく一般質問の席で、私が撮った写真があると何度となく繰り返し、反問権を持たない職員に対して、高圧的な態度で詰め寄る場面が何度も確認されております。
東町1号線のこの写真につきましては、所管であります私、
産業建設委員会の中で、経緯について職員のほうに説明を求めました。そして
山元議員から預かった写真の提出を求めましたが、公文書としての扱いになっていますので開示請求を行っていただきたいというふうな指示があり、私の個人名でもって開示請求を行っております。その写真を見る限り、彼が発表しています広報誌がございます。その中に全く同じ写真が入っております。それの撮影期日が6月。このグーグル社で出ている写真の撮影期日は4月でございます。
ここでその写真について提出するわけにはいきませんが、あくまでも疑義を生じるようなことが議員としてあってはならないと。彼が提出した写真が、私の訴えに対しておかしなことであれば、
委員会の中ではっきり潔白を証明すればいいかと思っております。
以上です。
◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに質疑はございませんか。9番、
弓削田議員。
◯議員(9番 弓削田 敬君) 確認ですけれども、6月の
定例会で
山元議員が出されたそのグーグルの写真は、実は4月だったということでありますけれども、その写真を見比べて、なぜその同じものであろうというふうに判断されたんでしょうか。
◯議長(遠藤 嘉昭君) 12番、
川口議員。
◯議員(12番 川口 誠君) 川口です。すみません。
皆さん、もうここで出すべきものじゃないと思いますけど、これが
山元議員が提出された要は自分が撮ったという写真でございます。これがグーグル社のストリートビューから出ている写真でございます。これを加工すれば同じ写真。これが本当に本人が撮ったんであれば、公の場で間違いなくその出した証拠を提出すればいいことだと思います。これに書いているグーグルから出している撮影の撮影期日ですね。これについては令和元年4月20日というふうにうたわれております。
彼が出したこれが広報誌でございます。この後ろに全く同じ写真を提示しております。ここに書いてある内容は、撮影期日、令和元年6月作成。6月の時点では工事は終わっています。確認したら。ということは、これが何を意味するかというのは、言葉に出さなくても、
皆さん、御理解できるんじゃないかと思います。
◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、
弓削田議員。
◯議員(9番 弓削田 敬君) 理解できました。もう一点、聞きたいんですけれども、花井局長が2回にわたって高圧的なことがあったということですが、どういう具体的に、局長、お話ができるんであれば、どういうことなんですか。(発言する者あり)すみません。提案者、よろしくお願いします。
◯議長(遠藤 嘉昭君) 12番、
川口議員。
◯議員(12番 川口 誠君) 私のほうから、出した本人ですからお答えさせていただきます。
3月の予算審査の折、彼は3回の質疑のうち、2回しかやっていないと。本会議終了後、控室の廊下で花井局長に向かって暴言を吐いております。「勝手におまえたち、おまえがそんなことをできるのか」と。かつ今月の11日の件でございます。この件につきましても、議運の席で、
山元議員の市民からの訴えについてに対しての議論がございました。その席で、「何で勝手に議運を開けるんか」と、それは僕が第三
委員会室にいましたけど、
全員協議会室の中で行われている声が、第三
委員会室の中まで聞こえるような大きな声で罵声を浴びしている姿は、そこにいた議員の皆様方は、
皆さん、確認されていることだと思います。(「はい、分かりました」と呼ぶ者あり)
◯議長(遠藤 嘉昭君) 質疑はございませんか。16番、茅野議員。
◯議員(16番 茅野 勝君) ちょっと提案者の方にお尋ねします。
先ほど、議運でもありましたんですけど、百条につきまして、これは当該、普通地方公共団体の事務事業に関する調査を行うことができると、百条の規定の中の1番にうたってあるんですけど、これ1番、2番、3番、4番につきましては、
宮若市の事務事業に該当するんでしょうか。そこのところだけをちょっと。
◯議長(遠藤 嘉昭君) 12番、
川口議員。
◯議員(12番 川口 誠君) はい、該当すると思っております。
◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。
◯議員(16番 茅野 勝君) それでは、1番、2番、3番、4番とも、
宮若市の事務事業だというぐあいに判断してよろしゅうございましょうか。
◯議長(遠藤 嘉昭君) 12番、
川口議員。
◯議員(12番 川口 誠君) 私は、そういう認識の下で今回提出させていただいております。
◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。
◯議員(16番 茅野 勝君) それでは、審査の中でどうなるかは分かりませんけれども、これは、あくまで当該
宮若市の事務事業の中の範囲というぐあいに解釈させていただきます。
終わります。
◯議長(遠藤 嘉昭君) 12番、
川口議員。
◯議員(12番 川口 誠君) 茅野委員長が言われている事務事業の範囲と、私が考えている事務事業の内容が相違していないんであるから、そういう発言があっているんじゃないかと思います。私ども市会議員も特別地方公務員、4年間、職員と変わらぬ待遇でやっております。そういう中での行為というのは、事務事業、まして彼が発言する内容については、当然議会議員として
執行部が行う事業に対して、事務事業に対しての発言内容ばかりでございます。
以上です。
◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに質疑はございませんか。それでは──5番、柴田議員。
◯議員(5番 柴田裕美子君) これの提出議案の中で、特別
委員会の設置の中で、議長、副議長及び山元秀一議員を除くと書いてありますけれども、
山元議員は当事者であられると思いますが、議長、副議長を除くという理由がありましたら、教えていただきたいと思います。
◯議長(遠藤 嘉昭君) 12番、
川口議員。
◯議員(12番 川口 誠君) その件につきましては、正副議長につきましては、この百条
委員会で出した結論に対して、それを刑事告発するのか、どういう形でこれを取り扱うのかという判断をしていただく立場でございます。まずは
議員各位が出席していただいて、今回の行為は違法性があるか否かというのを判断をしていただき、その内容について正副議長で議論をしていただき、今後の対応をしていただくためには、この手法が一番いいと思い、提案させていただいております。
◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに質疑ございませんか。4番、清水議員。
◯議員(4番
清水健太郎君) 4番、清水です。先ほど
川口議員がおっしゃいました訴訟をしてあるということであります。この百条に関しまして提出者も入るようになっておりますけど、訴訟をしてあるんであれば、入らないほうがいいんじゃないかなというふうに思いますが、その点についてを。
◯議長(遠藤 嘉昭君) 12番、
川口議員。
◯議員(12番 川口 誠君) この場で、私が彼から訴えられている内容を説明したほうがいいんですかね。そういう理由があるから、今回の百条
委員会と彼との訴訟の内容は全く違いますので、そういう意味合いで私は提案させていただいておりまして、私ども所管に関わる問題について疑義を生じる内容が非常に多くございます。私は所管の職員を守る立場でもございます。反問権も持たない職員が、この本会議場でやり込められている姿をこれ以上見ることはできないと思い、本日に至っております。
◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) それでは、これをもって質疑を終結します。
お諮りします。ただいま除斥となっています
山元議員から、
地方自治法第117条、ただし書の規定によって会議に出席して発言したいとの申出があっております。その申出に同意することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 着席ください。
賛成少数でございます。よって、会議に出席して発言したい旨の申出は、否決と決しました。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第13号につきましては、
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、
委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論はございませんか。15番、中島議員。
◯議員(15番 中島 健三君) 15番、中島です。反対の立場から討論をさせていただきます。
先ほどから、
山元議員個人の名前がいろいろ聞かれておりますので、
山元議員は今度戻ってくるときは、大変窮屈な思いで帰ってくるんじゃなかろうかと心配しております。いいにつけ、悪いにつけ、議員が議会活動に関して発言すると、それが声が大きくなったり、小さくなったりするのは、それは熱意の余りあり得ることです。
私もどうしたら大きな声で自分の考え方を行政に分かっていただきたいという思いで、そういうことの場面があったかもしれない。それはやっぱりついまだ若い頃にはそういうことがたくさんあったような気がしますが、これがほかの例えば全く議員活動と違う方向で、そういう大きな声とかを出して職員を何かほかの道に連れていくような感じの発言、自分の利害に関係あるような発言であれば、これはこういう百条
委員会で律するということも必要かも分かりませんけれども、彼の場合は、全てが議員活動で行政を少しでも
宮若市をよくしたいということが根底にあるんですね。それで行政が悪いなと思ったところは彼が強く言うというところで、全て行政に向かっております。そういう面では、私は多少大きな声が出ても、少し話せば分かるんではないかなと、今後ね。思いますね。
それで、今回、百条
委員会にかけられるわけですが、御存じのように、百条
委員会というのは強大な調査権という力があります。これが非常に問題なんです。そこに出廷して──出廷というのはおかしいです。
委員会に来ていただいて、民間の方の証言もあるでしょうけれども、そのときは嘘を言ってはいけない。そういうときには罰せられます。そういうようなことで、また本人もどうかしたら、終わった後、告発されるかも分からない。そういうような大変重要な
委員会であります。
議員必携を調べますと、これは議員必携は私たち議員の教科書みたいなものですけれども、この議員必携を読みますと、こう書いてあります。「この百条
委員会の調査権は強制力を伴う強力な権限であるから、その発動に当たっては、政争の具に供したり、個人的秘密に及んだり、個人攻撃の手段と利用されたりすることのないよう慎重に期するべきである」と、このように述べてあります。
まさにそういう観点から言えば、今回4つの理由で書いてあります。これは、あまりにも個人的な要素が多過ぎるんじゃないかなと、そういうふうに私は感じております。
そして、今、
皆さん、御存じのように、大変重要な世間的にも
宮若市においても重要な時期です。
トライアルのこともありましょうし、また自然災害のこともあります。そして何よりもコロナです。これは今からさらに心配な冬の時期を迎えます。そういう中にあって、私たち議員がこの百条
委員会というところで、個人のいい悪いを論議する時間を使うという。またこれに伴っては税金も必要になってきます。こういうことを市民の方は果たして歓迎するかなと。もう少し議員は、市のためにもうちょっと大きな目で進んでいく、議論すべきじゃないかなと。そういうふうに考えた場合、私は疑問がありますので、そういう観点で、私はこの百条
委員会を設置することに対して反対を申し上げます。
以上です。
◯議長(遠藤 嘉昭君)
賛成討論はございませんか。9番、
弓削田議員。
◯議員(9番 弓削田 敬君)
賛成討論をいたします。
中島議員もいろいろ言われております。言われることはよく理解はできます。しかし、提案者がいろいろと提案の理由を説明される中で、善良な
宮若市民がやっぱり脅威に感じるというふうなところもありますし、またバッジを付与された我々のこの組織の中でも、同僚議員に対してもいろいろあったというふうな話も聞いておりますし、きちっとここは、もう慎重審議、いろんな議案が上がってまいりますが、大事な議案がたくさん出ております。我々も本当に慎重に審査をし、結論を出していきたいんですが、こういうところがずっと続くことであれば、大変遺憾に思います。
ですから、ここは百条
委員会をもって、ぴしっと事実関係を確認し、あとその出た結論をもって正副議長にしっかり御判断いただく。そういうことが必要であるというふうに思いますので、本議案に対し、賛成いたします。
以上です。
◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに討論はございませんか。それでは、これをもって討論を終結いたします。
これより
電子表決システムにより採決いたします。本件に対し、賛成の方は賛成の
ボタンを、反対の方は反対の
ボタンを押してください。
〔
電子表決により採決〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 押し間違えはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) なしと認めます。それでは、これをもって表決を終了いたします。
表決の結果を申し上げます。賛成7、反対6。よって、議員提出議案第12号は可決と決しました。
ここで、各
常任委員会から3名の委員の推選をお願いいたします。
暫時休憩いたします。
午前11時20分休憩
………………………………………………………………………………
午前11時44分再開
◯議長(遠藤 嘉昭君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
お諮りします。先ほど設置されました特別
委員会の委員の選任については、各
常任委員会から3名ずつ推選を頂いておりますので、その氏名を申し上げます。
総務委員会より、神谷議員、
弓削田議員、茅野議員。
教育民生委員会より、中島議員、島本議員、清水議員。
産業建設委員会より、染矢議員、
和田議員、
安永議員。
以上の9名に提出者の
川口議員を含め、山元秀一議員の議員活動調査特別
委員会委員に指名したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、以上の10名の方々を山元秀一議員の議員活動調査特別
委員会委員に選任することに決しました。
〔2番 山元秀一君 入場〕
────────────・────・────────────
日程第10.
宮若市議会
常任委員会及び議会運営
委員会並びに各特別
委員会の閉会中の所管
事項調査について
◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第10、
宮若市議会
常任委員会及び議会運営
委員会並びに各特別
委員会の閉会中の所管事項調査について議題といたします。
お諮りいたします。
宮若市議会
常任委員会及び議会運営
委員会並びに各特別
委員会より、お手元に配付いたしておりますとおり閉会中の調査の申出があっておりますので、許可することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、これを許可することに決しました。
────────────・────・────────────
日程第11.議長報告
◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第11、議長報告を行います。
第160回福岡県市議会議長会
定期総会及び第95回九州市議会議長会
定期総会並びに第96回全国市議会議長会
定期総会につきまして、本年度は
新型コロナウイルス感染症の影響により、各書面会議において提出された議案の審議を行っております。
なお、それぞれの提出議案等は、お手元に配付しておるとおりであります。
以上で、議長報告を終わります。
────────────・────・────────────
◯議長(遠藤 嘉昭君) 以上、今期
定例会で予定しておりました議事が全て終了いたしましたので、これをもちまして閉会いたします。
午前11時47分閉会
──────────────────────────────
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ┃
┃ ┃
┃ ┃
┃ 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 ┃
┃ ┃
┃ ┃
┃ 令和2年 9月17日 ┃
┃ ┃
┃ ┃
┃
宮若市議会議長 遠藤 嘉昭 ┃
┃ ┃
┃ ┃
┃
会議録署名議員 和田 善久 ┃
┃ ┃
┃ ┃
┃
会議録署名議員 安永 友則 ┃
┃ ┃
┃ ┃
┃ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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